なにげなくなんとなくなブログ

ベンチャーで働く38歳男性のブログです。夢は「仕事を本気で楽しむ1000人の事業を0から創ること」です。

「野菜炒め」というチーム作りと、ピーマンが苦いのは悪いことじゃない話

f:id:takayamamusashi:20181218195540j:plain


続きましての第3弾!

 

今日は「野菜炒め」の話です。

 

チーム作りを考えていくと、僕はいつも「野菜炒め」と似てる部分があるなと思うんです。

 

他の料理でもいいんですけど、

なんかシンプルな方がわかりやすいんで「野菜炒め」に似てると定めています。

 

-----------------------------------------------------------

野菜炒め(やさいいため)は、野菜を主な材料として少量の油脂炒め調味した料理である。野菜炒めは日本料理・中華料理・西洋料理・タイ料理・韓国料理に広く存在している。

※Powered by Wikipedia

-----------------------------------------------------------

 

“まかない担当”なだけで料理も素人な僕ですが、

「野菜炒めに対する個人的な見解」を、

つらつらっと書いていきます。

 

おいしい野菜炒めはいいチームだ。

という認識のもと聞いていただけると幸いです。

 

野菜炒めは、野菜を炒めただけなのでなかなか違いは出しにくいものです。

キャベツ、もやし、にんじん、玉ねぎ、白菜、ナス、ピーマン、ニラ

これが主に炒められる面々です。

 

 

 

おいしい野菜炒めにするには色々要素があるので、まずそれを洗い出してみると

 

  有機野菜やブランド野菜など野菜自体の

 

  あまり馴染みのない野菜の顔ぶれの登場

 

  塩胡椒のみならず味覇などを使う調味料の工夫

 

  それぞれの野菜の強みが活かされた状態の創造

 

 

大きくこの4つに分けて野菜炒めの品質向上が図れます。

 

 

 

僕が今日一番注目したいのは④についてです。

 

  有機野菜やブランド野菜など野菜自体の

  あまり馴染みのない野菜の顔ぶれの登場

この2つについては

 

「今日は野菜炒め作るぞー!」と思って作るケースが少なく、

あるもので作ることが大半のケースになる野菜炒めにとっては、

コントロール不可能な項目だからです。

 

  塩胡椒のみならず味覇などを使う調味料の工夫

これに関しては、

 

もう味覇入れたほうが美味いに決まってる派なので

「あるなら入れようよ」の一択です。

あまり使われてない方は、是非一度お試しください。

 

 

  それぞれの野菜の強みが活かされた状態の創造

これについて話していくと、

 

おいしい野菜炒めを作るには、お皿にのせる瞬間に

「複数の野菜が、それぞれ一番いい火の通り方でフィニッシュしてるかどうか。」

これが、おいしさを分ける決め手だと僕は感じています。

 

一種類の野菜だけを炒める場合は、

その野菜だけに集中していればいいので、

一番いい火の通り方で調整することは比較的簡単にできます。

 

ただ複数の野菜を炒める場合は、

「この野菜はこれ以上炒めるとシャキッと感をなくす」

「この野菜はまだ火が通ってなくて理想の甘みが出せてない」

ということが起きるわけです。

 

ポイントは「野菜の切り方」と「炒める時間の長さ」の2つで、

火を止める時間から逆算してそれぞれの野菜を入れて炒めていくとうまくいく理論です。

 

口に入る状況を想定して、入りやすい大きさであり、その野菜そのものの食感が一番活きる厚さや形に切る。

 

そして切った時の狙いをしっかり汲んで、

それぞれの野菜に合った火の通り方になる炒め時間を想定して、

愛情込めてフライパンを振る。

 

 

それぞれ違う野菜が、野菜炒めという集合体となり、

最大限個性が出ておいしいっていいですよね。

 

 

 

 

野菜炒めの話になりすぎましたが、チームに簡単に置き換えていくと

 

チームは切ったり炒めたりしないのですが、

 

一人一人が自分の強みを最大限に生かして、

それが集合してもっと強みを活かし合う反応が起きる。

 

丁寧に関わっていくことが大切だということも含めて、

やっぱりチーム作りに似てるんだと思います。

 

 

 

そして

 

人参みたいに甘いあのこも、

ピーマンのように苦いあいつも、

それはそれで、強みとして素晴らしい。

 

「ピーマンが苦いことは悪いことじゃない。」

 

 ピーマンは苦いからこそ素敵なこともいっぱいです。

 

 

野菜炒めもまだまだ美味しく作れるわけではないですが、

チームづくりもまだまだ伸び代たくさんの僕なので、

たくさん一人一人と向き合っていきたいと思います。

 

このアイキャッチの写真に、テンション高く「写りたい」と言ってくれる、そんな仲間に今日もありがとうございますでした。

※半強制とも言いいます

 

 

 

 

f:id:takayamamusashi:20181218202101p:plain



 

高山武佐士(38)

ユアマイスター株式会社 取締役事業部長 兼 まかない担当

得意料理は野菜炒め。前回クリームパスタって書いたことなんてきっと忘れてるはずなので、テーマに合わせて得意料理は変えれる臨機応変なタイプ。このブログを事前にチームメンバーの一人に確認してもらったら「私は唐揚げにかけるレモンのように、空気を変えて、刺激を与えれる人になりたいです。」って感想がきて今とてもうれしい気持ちです。