なにげなくなんとなくなブログ

ベンチャーで働く38歳男性のブログです。夢は「仕事を本気で楽しむ1000人の事業を0から創ること」です。

一緒に人生を楽しみたい「いい人」の定義について

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「いい人を採りたい」

僕は新卒から求人広告の提案営業を5年間やってたのですが、

一番言われた言葉はこれでした。

 

その時必ず僕は

「いい人ってどんな人ですか?」

と聞き返します。

 

大抵の経営者や採用担当の人の答えは

「言わなくても自分で勝手に理解して動けて…」

「とにかく優秀で…」

の類でした。

 

「いい人」な定義はとにかくとても大切なんです。

 

 

そんで今自分が本当に「いい人を採りたい」と言ってる人になったので、

「いい人」ってどんな人かをちゃんと書いてみようと思った次第です。

 

僕の考える「いい人」

 

それは

「仕事で感動して泣きたい人」

です。

 

どうしても譲れない大切なことなので

いい人の定義をこれに定めて走り出します。

 

いろんなタイプの人がいて

いろんな強みがあって

いろんな経験があって

まあそんなの一旦どうでもいいんです。

 

自分のこの手で、誰かの役にたつことを創る。

できないことにチャレンジして、乗り越えた自分に出会う。

 

15年くらいしかまだ仕事をしたことはないけど、

決まってそんな時、仕事って楽しいなって思いました。

そして泣いちゃうこともありました。

 

こんなオトナになっても、昔と変わらずで大丈夫かと自分自身に思ったりしますが、

今のところあと数十年はこれで生きていきそうです。

 

「仕事で感動して泣きたい人」

 

今自分の席から見渡すと、なかなか見なくなったそんな希少な人たちがたくさんいます。

 

 

ユアマイスターはいい人との出会いを熱望してます。

感動できる仕事と、一緒に泣く仲間があなたをお待ちしてます。

http://corp.yourmystar.jp/recruit.html

 

 

なんだか最近思うことは、

変えれない「一つのこと」のために

全てを変えながら生きているなと感じます。

 

それくらい僕は

「仕事で感動して泣きたい」

みたいです。

 

僕は成長を続けます。

全てを変えながら、変えられない大切なことの実現のために。

2018年の振り返りをざざざっとbyひぐらし

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2018年を振り返る話はせっかくだからやりたいものです。

今年を振り返るとこのブログを後半ちょこちょこ書いたのですが、

実は年初から毎日、働いた日は日記を書きました。

日記といっても備忘録や毎日の朝会で話す内容のメモだったりが多い拙いものです。

 

今年を振り返ってというとちょっとテーマが大きいので、

1年間書いた日記を振り返って読んでみて、

なんとなく気になった日記をダイジェスト版でまとめてみました。

 

チームメンバーに向けて書いてる感が強いので、

一緒に働いている仲間ともちろん自分自身のために振り返りたいと思います。

 

スプレッドシートに置いてるただの自分のスペースに、

下記の文章を書いて毎日したためました。

 

 

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こんな感じでただのメモです。

下に書いてる文章から始めて毎日2018年かけたのはとても満足です。

 

 

徒然なるままにひぐらし

口に出すコミュニケーションを主戦場としているので、

心で思っていることをここに書き溜めるように

書くためにこの場所を創っていきたいと思う。

声は大きく通りやすいため、書いた文字は少し薄く遠慮がちに。

 

誰か特定の人に見てもらうことを目的とはしていないですが、

自分の感じたことを振り返るメモ目的と、

見ることでいつか学びになるかもの期待も少し込めてここにコツコツしたためます2018。

 

気づいた人とのこっそり感も楽しみながら続けていければいいなと思います。

 

 

 

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2018年1月18日

「ユアマイスターの部屋へ来る人の目的」

 

この へやへ くる ひとへ
ゆあまいすたーでの じかんは
じょうずに でんわしたり
じょうずに えくせるしたり する
ことが、めあてでは ありません。

きみの たいせつな ことや、
きみの たいせつにする ちからを
きみの こころのままに
ひょうげんしたり こえにだしなさい。

たいせつな ひとを おもいうかべて
がんばって いく あいだに

しごとが どんなに すばらしいか、
どんな ひとに なるのが
たいせつか、
と いう ことが
わかってくるでしょう
これがめあてです。

目的を大事にすることよく話しますが
図工の話とても良かったのでユアマイスターバージョン書きました。
結構書く手間かかったので伝わる人がいたらいいな

 

 

 

2018年2月13日

「世界一を目指す」

 

「世界一をを目指すこと」このことで大事なステップは3ステップ。

STEP.1「自分が世界一でないことを知る」

目指してる時点で自分が世界一ではないことがほとんどなはず。たまたま世界一にいたらラッキーということで…。今の自分のままや、自分の中から出てくるもので世界一にはなれない事を知っている必要があり、さらに自分の現在地(世界何位くらいか)を知ってると手を打ちやすい。まずは世界一という目標は少しだけ高いので、普通のやり方では絶対慣れない事を知るということが大事。

STEP.2は「今、世界一が誰なのか知る」

世界一を目指すなら超えるべきものは現在の世界一。目的地がわからないのにそこにたどりつくことはできない。そしてその現在の世界一さえ超えれば一旦世界一になれる。世界一だけを見てもなかなかたどり着くのも遠いかもだし、傾向を掴みにくいので、本気で世界一になりたい人は、最低でも世界10位まで見るんだろうな思ったりはする。

STEP.3 ここはいろんなやり方があるからまた今度。

まずはこの2つのSTEPを踏んでないケースが多いので、そこから始めたい。自分の力に過信することなく、思いつきで行けるわけがないことを知り、たくさんまずは学ぶことが大事。

 

 

 

 

2018年2月28日

「もらうと与えると、楽と楽しい」

 

もらうのは楽。与えるのは楽しい。おっぱい吸ってた時に「もらい方」を強烈に覚えてからそのままの人が多い。「与え方」は社会人になったから身につけないといけないものでもないし、身につくものでもない。たった今気づいた人から身についていく。

 

 

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2018年3月4日

「ちょうちょ結び」

 

8歳の息子にちょうちょ結びを教えた。

僕の気づきは2点。

一つは息子がちょうちょ結びをできないことを知らなかったという気づき。

もう一つはちょうちょ結びを初めて知ってできた時感動したなという思い出しの気づき。

この気づきの活かし方についてはまあ色々ありますが、

仕事におけるちょちょ結びをたくさんやってるからどんどん吸収して欲しいなと思う。

ちょうちょ結びできないこと知ってると思うなよって話と、

自分でわかんないことガンガン教えてもらえるようになれよっていう話。

ユアマイスターに属しただけで学べることははっきり言って少ないよ。

いい映画見たよのレベルで終わりたくなければ、いい映画の作り方に視点を向けよ。

 

 

 

 

2018年3月9日

「これくらいってそれくらい?」

 

これくらいでいいやのこれくらいってどれくらい?それがどれくらいかが実力の値。

 

 

 

 

 

2018年3月20日

「草むしりの話」

 

今日の気づき。父親と母親と3人で飲んだ。

色々学びはあったけど、母親の印象に残った言葉の一つ。

ガーデニングの8割は草むしりだから。それを楽しめるかどうか。」

母親はストレングスでいうと確実に最上志向・コミュニケーション・ポジティブ・社交性の人。戦略性はわからないけど、僕と4つ被りかもな感じ。

パンにハマってパン教室の先生の資格を持ってたり、ガーデニングにハマったら家の庭に150株くらいバラがあってもう、バラ園みたいになっちゃって遠くの人がそれを見学に来たりする。

草むしりの話すごく仕事と当てはめて考えてしまった。本当に草むしりが大事で、ずーっと草むしりをしてる。バラも花が咲くのは5月からあたりで、もうそれはびっくりする。(豆知識:花束で見たことあるバラを想像してる人は、カップラーメンで家系食べた気がしてるのと似てるくらい、本物のバラは違う。)

言いたいことは、花は必ず咲く。それまでに意思を持った草むしりを楽しく続けられるかどうか。そして今までその時々に草むしりを楽しんでくれた人を敬えるかどうか。それが僕の大事な使命な気がした。花が咲く日は近い。

 

 

 

2018年4月21日

「うまくいかないこと」

 

うまくいかないことを楽しむ。
うまくいかないこと自体に価値がある。
うまくいかないこと出会うプロセスなしには、うまくいくことに出会えない。

楽しむとは
一生懸命なこと。
あるがままであること。
人をコントロールせずに自分のいるところへ巻き込むこと。

それを乗り越えたときのワクワクを共有できること。

コントロールはやはり何も生まない。
逆境を優雅に楽しむ男でいたい。

 

 

 

 

 

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2018年4月27日

「達成へのメッセージ」

 

チームユアマイスターのみなさん


ユアマイスターの「あのとき」をを肴に、
3年後に楽しいお酒を飲みたい人だけにお伝えしたい内容です。


今月は絶対に勝ちたい戦いです。

負けられない戦いとよく世間では言いますが
僕はあまりその表現は好みではないので
絶対に勝ちたい方を伝えたく書いてみました。

今月の目標は、僕らが叶えたい目標の中で
とてもとても大事な位置にあるものです。

そして今の僕たちなら必ず達成できる目標です。

逆に、今月これができなければ、
この先何かを作り出していける自信が、僕にはありません。

残り3日を迎える今、
もう一段上の本気のレベルで、一緒に目標を達成したいんです。

今更何やってもそんなに変わらない。
何をすればいいのかわからない。

それも十分理解できます。

もしそうであれば
卒業生を送り出したあの時に、
あなた自身がありたいと思った自分に思いっきり向かってください。

今やっている仕事を
もう一段スピードを上げて
もう一段クオリティーを高く
本気のギアを上げて欲しいんです。
あなたに自分の本気が達成を生むことを感じて欲しいんです。

あなたがなりたいと思ったその正解の先に今月の達成があります。

絶対に達成しましょう。

3年後に語る「あのとき」は今です。

 

 

 

 

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2018年6月23日

「図々しい人の話」

 

今のままの自分でわかってもらおうなんて図々しすぎる。
人間関係や仕事がうまくいかない人にもパターンや症状があって、
多分扁桃腺が腫れてるとか、お腹の中の菌がどうとか、白血球が少なくなってるとか、
そんな病気の症状と全く同じ感じのメカニズムがしっかりあって説明がたいていの場合つく。
その中で一番多い病気の症状が
今のままの自分でわかってもらおうなんて図々しすぎる病なのだと思う。
いわゆる風邪くらい広い範囲の症状を総称したもので、よくかかる病気だ。
「こんなに頑張ってるのになんでわかってもらえない...」
昔のスキー場での広瀬香美くらい、仕事場で聞こえてくる音だ。
この病気の対処法のステップを説明する必要があるのかどうかさえわかりませんが、
まず整理するとここに出てくるものでの唯一の事実は「わかってもらえてないとあなたが感じている」ということだけだ。
「わかってもらえてるかどうか」の真偽は絶対にわからない。
「相手のこの言葉や行動からそう感じたから絶対そうだ」と聞こえてきそうだけど、
あなたはあなた自身の言葉や行動で、そんなに相手に自分の感じていることを正確に伝えれている自信があるのかを問いたくなる。
僕も表現力は高い方だし、伝える機会も十分取るように努めているけど、伝えれていないと感じることは多い。
今のままの自分でわかってもらおうなんて図々しすぎる病に限らず、
相手の感じているものをキャッチしにいく勇気というと大げさだけど、その気持ちがとても大事なのだという話。
関係も仕事も一人でるくるものはこの世の中にほぼなくなってきているので、相手とトモにわかり合っていきたいよね。
そしてもっとわかってほしいと思ってしまっている自分の正直な気持ち(目的)を大事にすることが重要です。
長くなりましたが、うまくいってない人はだいたい図々しい話でした。

 

 

 

2018年6月25日

「無理と無茶の違い」

 

自分で選んで進むのが無茶。人にやらされてやるのが無理。
これ今日のいい話。
無理と無茶の違い。
無理、絶対ダメ。

人にやらされてうまくいかないと被害者になる。
人にやらされてもうまくいっても自分でうまくいった実感が少ない。

自分で選べないと、いいことが溜まっていかずに、悪いことの被害が大きくなる。

無茶して今までの自分を超えたことやんないと成長に出会えない。
このゲームのルールの中あなたは何を選ぶのか?

 

 

 

 

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2018年6月30日

「熱狂とは」

 

熱狂!
これを流行らすこと。
それがとても大事。
狂う。
熱く狂う。
狂うというのは、今までとは違う選択や判断をすることだ。
熱く目的に向かって、冷静に狂う。
これが熱狂の作り方、
熱狂できるものを探して生きてきた。
熱狂したら、それを超える熱狂を求める。
それが僕の癖だ。
この夏熱狂する。

 

 

 

2018年8月12日

リクルートがすごいところ」

 

https://recruit-holdings.co.jp/who/value/culture/

リクルートの企業文化
起業家精神
従業員一人ひとりに、若手のうちから大きな仕事に挑戦する機会を与えます。「あなたは、どうしたい?」と問いかけ、かつ自身が担う業務について自身で起案し、決裁責任者に説明しきることを徹底的に求めます。

圧倒的な当事者意識
従業員一人ひとりが自らの業務に対し当事者意識を持ち、成果へコミットすることを求めます。彼らの成長を、組織横断的なコミュニケーションと日々のフィードバックを通じて支援しています。

個の可能性に期待し合う場
パートナーとの協業や成果を形式知として共有する「場」、成果を出した人間が、成果を出すための秘訣や過程を同僚・部下と共有する「場」などを提供し、より大きな成果を生み出します。

これらを支えるコミュニケーションの中心には
"お前はどうしたい?"という言葉があります。

 

 

 

 

2018年9月8日

「RELIVERS MEMO」

 

RELIVERSメンバーに送るメッセージのメモ機能としてここを利用

一週間ですが関わって見て感じたことをここに記します。
まず今感じていることを言うと、まだたった一週間ですが、みんなの個性ややる気にとても可能性を感じています。
必ず面白いことを起こせます。

そしてちょっとテクニカルと言うか基本的なことを言うと、
もう少し読む人を大事にする力は上げていく必要があると感じています。
どんな人がこの記事にどうやってたどり着くのか?
その人がこの記事を見るときに大事にしていることはなんなのか?
そんなことをもっともっと想像する必要があります。

RELIVERSは「大切なものを大切にするメディア」です。
それは修理でものを大切にするとか、掃除や洗濯で綺麗にして大切にすると言うことがコアコンピタンスではありません。
RELIVERSが、つまりあなたが、読む人を大切にすることが一番大切なことです。

キーワードをもっと大切にしてください。
キーワードは、読む人の最初に発するメッセージです。
そのワードを叩くと、何が出るのか見てください。
それが読む人が持っているメッセージのヒントです。
キーワードのボリュームもとても大事です。
どのくらいの人数がそれに興味があるのかは、絶対に読む人を想像するためのヒントです。

まだ一週間なのでそんくらいですが、ここから面白くなるので楽しんでいきましょう。
振り子を振り切れ!

 

 

 

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2018年10月24日

「仕事は基本前提としてワクワクするもの」

 

ワクワクしなかったら疑えよまじで

 

 

 

 

2018年10月27日

「円陣がエンジン」

 

円陣組みたいな
エンジンと円陣が一緒の音っていいな

 

 

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2018年11月6日

「創業時に書いたブログからの抜粋」


特殊能力を持っていない僕の「なんでも」への挑戦に必要な3つのこと(32文字)
これに少しだけ気づいてきました。
1つ目は
「大きくて高い目標」
世の中に役に立つことからブレない。
2つ目は
「課題発見&解決能力」
相手目線で俯瞰で見て、ダメなところは今のやり方捨てて新しい方法やる。
そして一番大切な3つ目は
「絶対的なガッツ」
一生懸命やる。できるまでやる。
これだけなのかなと。
この3つをやるにあたって必要なのが「仲間」なんだなと。

2年前に買いたブログ
自分の変わらなさがすこし恥ずかしいですが心地よいです

 

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2018年12月17日

「前に前にボールを出す」

 

速いパスだと追いつけないので、コロコロパス蹴ってる自分に気づく日だった。
どうせわからないと思って説明を怠ってる。
でも事実、伝えたとしてもわからないことも多いと思う。
伝えることの繰り返し。
伝わりたいと思ってもらえることの繰り返し。
「自分の仲間が、頑張れるやつだと信じる力と、その頑張りに感謝する姿勢」
どこまでいってもこれ。

 

 

 

2018年12月30日

「最後のひぐらし

 

今日でひぐらしは最後です。

自分自身毎日やるといって、ここまでやれたのはとても満足です。

本当に続けるって難しい。

続けて続けて続けていくことが大事で、

続けたいことを選択することもとても大事。

またたくさんの続けていきたいことを選択していきたいと思ってます。

お付き合いいただいたみなさん本当にありがとうございました。

 

「会社が何を考えているのかわからない。」

会社って人はいないのに、

自分が何考えてるのかも伝えてないのに、

そんなことを言う人もたまにいます。

会社とは、僕たち一人ひとりなんです。

そんな会社の一人である僕の考えていることが

少しでもみなさんに伝わればいいなと思い、

これからもチャレンジを続けていきます。

 

2019年はもっと一人ひとりの声が必要になる年になりそうです。

トモニ楽しみながら、

トモニ熱狂しながら、

トモニできないことを打ち破れる年にしていきましょう。

 

2018年ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

※社内向けのため編集後記はお休みです

エンジニアと初めて仕事をした時の話と、ドラえもんが好きな話

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この記事はユアマイスターアドベントカレンダーDAY21の記事です。

qiita.com

 

せっかくの開発メンバーとのセッション企画なのでいつもと違う開発に関わる話でいきたい思います。

 

僕が初めてエンジニアと仕事をしてから

今まで学んだことを簡単に書きたいと思います。

 

あ、

もしエンジニアの方が読んでたら

こちらも前回書いた背伸びブログなので合わせて読んでいただけると嬉しいです。

 

yourmystar-engineer.hatenablog.jp

 

僕が初めてエンジニアさんと仕事したのはかれこれ5年くらい前でした。

 

自分のチームの数字をもっとわかりやすく知りたい。

ダッシュボードでレポートを管理したい」

 

そう思って、どうしたら良いか聞いたら

「それは開発案件だよ」と初めてエンジニアと働くという扉を案内されました。

 

ここで先にお伝えしておきたいのは、

プログラミングがわからない人が、エンジニアと仕事をするというのは、

英語さえわからない人が、フランスの旅行先の飲食店で食べたいものをオーダーするくらい緊張するものです。

 

簡単にいうと、やり方がわからないんです。

何を聞けばいいかさえもわからない。

 

そして、役職なんかついていようもんなら、

できてる感じの自分でいないといけないという恐ろしいトラップが用意されています。

 

このトラップは恐ろしく、

やり方わかんないくせに、

背伸びしないといけないから、

やり方を学ぶことができないんです。

本当に恐ろしいです。

 

 

その初めての開発案件と呼ばれる仕事は、

1ヶ月くらい準備して、

1ヶ月くらい開発してもらって無事終了しました。

 

そして、僕がそのリリースされたダッシュボードの画面を見たのは、おそらく2回くらいです。

 

 

いろんなところで開発することの難しさや、

エンジニアとビジネスのコミュニケーションの問題はあると思いますが、

まさに僕のそれは、

最低の仕事を自分が原因で作り出したそんな体験でした。

 

当たり前のことを話すと、

何かを作るときに「目的」と「課題」と「解決策」が必要だというのは今なら少しだけわかります。

そんなこともわかってない僕が、

フランスの飲食店でオーダーすると、

メインを頼んだつもりがデザートがくるなんてことが起こるのは必然です。

 

 

そしてまた少し月日が経って、

自分のアイデアを実現したい仕事ができたので、

開発案件という扉を開ける機会に出会うわけです。

 

今回は大きなプロジェクトになるのですが、

失敗したことしかないので構えて挑みました。

 

結果から言うとそこから2年間ずっと、

開発を続けより良いサービスを作っていく体験ができました。

 

 

そのカギとなったのは「要件定義」という考え方でした。

 

まず前提として営業しかやったことない人に

「要件定義」という考え方をすでに持ってると思ってもらっては困ります。

(営業しかやってないのに要件定義の考え方がわかる方もしいたらごめんなさい)

 

開発チームのプロデューサーという役割の人と

毎日30分のMTGをして要件を定義していきました。

(また前提で申し訳ないですが、営業しかやったことない人が開発のプロデューサーがどんな役割かなんて知ってると思ってもらっても困ります。)

 

そのプロデューサーは、

毎日僕に問いを投げかけてくれました。

 

「なんでこれをやりたいんですか?」

「これを実現したら誰が喜ぶんですか?」

「こことここは関係性でいうとどういう関係性だと考えてますか?」

「それって

 

問いを投げかけられ続ける3ヶ月間です。

しかもほぼ毎日です。

 

やりたいと言ったことに対して、

問いをもらうことで自分の中にも疑問が生まれ、

やりたいと言ったことが体系化され、

自分の中の「なんとなく」がどんどん整理されていきました。

 

気づいてなかったこともたくさん出てきて、

そこをまた考える。

その繰り返し。

 

本当にやりたいことが、

まっすぐに、あらわになっていく体験でした。

 

 

「目的」「課題」「解決策」

 

思いつきの解決策を、

目的や課題を明確にする。

それによって、目的に沿った高い効果を発揮できて、

実現可能な解決策に研ぎ澄ましていくこと。

 

これを「要件定義」と僕は呼ぶのだとそこで学びました。

 

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「要件定義」とは、そのソフトウェアやシステムに必要な機能や性能を明らかにしてゆく作業のこと。IT関係の開発では「上流工程」と呼ばれている作業・工程の一部にあたり、実際の具体的な開発作業(プログラミング言語を使ったコーディング作業など)や実装作業を始める前に行う作業のひとつ

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Wikipediaはいつもだいたい正しいことを言ってますが、体験しないとここに書いてある言葉の本当の意味なんかわかるわけがないです(笑)

 

このプロジェクトを進めていく中で、

エンジニアの人は使ってくれる人に

もっともっと喜ばれるものを作りたいと思っていました。

それはとてもとてもピュアな想いでした。

 

使ってくれる人と対峙している僕よりも、もっともっと。

だからこそいいものが作り上げれたと今でも思っています。

 

ついで話になりますが、

僕が今レポート化をするときに

簡単にダッシュボードを開発させたがりません。

 

自分でスプレッドシートで最低数ヶ月は運用して、そのオペレーションの効率化をはかるフェーズで開発案件にしたがるのは、過去のその失敗からくる教訓です。

 

「使うもの作らなきゃ」です。

 

 

 

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多くの人は、エンジニアは「ドラえもん」だと思ってるのが現実で、

「困ったー。どうにかしてー。」と言えばなんか勝手に解決してくれる。

 

そんな便利な存在だと思ってるのだと思います。

 

 

のび太は「目的」も「課題」も意外にも明確にドラえもんに伝えています。

 

そして何より二人は常に対話して、ものすごい信頼関係が成り立っています。

 

 

ここが抜けると「ドラえもん」ではないので

「四次元ポケット」を利用してやろうとしているだけなんだ

と最近になって気づきました。

 

子供の頃にドラえもんばかり見きすぎてこんな例えですが、

のび太はワクワクすることをみんなと一緒に楽しみたいから「ドラえもん」は楽しいんです。

 

 

エンジニア=ドラえもん

ではないんです。

 

 

そしてさらに一周回って、

僕のできないことができるエンジニアは、

やっぱり僕にとっての「ドラえもん」なんです。

 

おそらく僕はメガネこそかけてないですが、

ワクワクしたがりで、課題もたくさん。

 

でも僕が一番似てるのはやっぱりジャイアンなので、傲慢にならず、映画版のジャイアンのように勇敢で男らしい活躍を狙って頑張ります。

 

僕だって頑張る男なので、エンジニアに限らず、誰かのできないことを補えることだってあるし、目的を一緒に持てれば必ず解決に貢献できると思ってるんです。

 

その一緒に解決しようと思って取り組むことこそが「ドラえもん」という言葉なのだと思います。

 

僕のできないができるたくさんの仲間と仕事という冒険を楽しんでいます。

 

 

 

いつも読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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高山武佐士(38)

ユアマイスター株式会社 取締役事業部長 兼 まかない担当 兼 ジャイアン役希望

ドラえもんが好き。特に好きなのは「ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」 映画版のジャイアンファンにも関わらず、この映画はスネ夫の大活躍と、武田鉄矢の歌が好きなのが理由。今朝、弊社CTOに「“まかない担当”ってググったら俺の記事が7位にいる!」って自慢したら、「それブログの編集後記に書く気でしょ」と言われたので書くことにしました。

「野菜炒め」というチーム作りと、ピーマンが苦いのは悪いことじゃない話

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続きましての第3弾!

 

今日は「野菜炒め」の話です。

 

チーム作りを考えていくと、僕はいつも「野菜炒め」と似てる部分があるなと思うんです。

 

他の料理でもいいんですけど、

なんかシンプルな方がわかりやすいんで「野菜炒め」に似てると定めています。

 

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野菜炒め(やさいいため)は、野菜を主な材料として少量の油脂炒め調味した料理である。野菜炒めは日本料理・中華料理・西洋料理・タイ料理・韓国料理に広く存在している。

※Powered by Wikipedia

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“まかない担当”なだけで料理も素人な僕ですが、

「野菜炒めに対する個人的な見解」を、

つらつらっと書いていきます。

 

おいしい野菜炒めはいいチームだ。

という認識のもと聞いていただけると幸いです。

 

野菜炒めは、野菜を炒めただけなのでなかなか違いは出しにくいものです。

キャベツ、もやし、にんじん、玉ねぎ、白菜、ナス、ピーマン、ニラ

これが主に炒められる面々です。

 

 

 

おいしい野菜炒めにするには色々要素があるので、まずそれを洗い出してみると

 

  有機野菜やブランド野菜など野菜自体の

 

  あまり馴染みのない野菜の顔ぶれの登場

 

  塩胡椒のみならず味覇などを使う調味料の工夫

 

  それぞれの野菜の強みが活かされた状態の創造

 

 

大きくこの4つに分けて野菜炒めの品質向上が図れます。

 

 

 

僕が今日一番注目したいのは④についてです。

 

  有機野菜やブランド野菜など野菜自体の

  あまり馴染みのない野菜の顔ぶれの登場

この2つについては

 

「今日は野菜炒め作るぞー!」と思って作るケースが少なく、

あるもので作ることが大半のケースになる野菜炒めにとっては、

コントロール不可能な項目だからです。

 

  塩胡椒のみならず味覇などを使う調味料の工夫

これに関しては、

 

もう味覇入れたほうが美味いに決まってる派なので

「あるなら入れようよ」の一択です。

あまり使われてない方は、是非一度お試しください。

 

 

  それぞれの野菜の強みが活かされた状態の創造

これについて話していくと、

 

おいしい野菜炒めを作るには、お皿にのせる瞬間に

「複数の野菜が、それぞれ一番いい火の通り方でフィニッシュしてるかどうか。」

これが、おいしさを分ける決め手だと僕は感じています。

 

一種類の野菜だけを炒める場合は、

その野菜だけに集中していればいいので、

一番いい火の通り方で調整することは比較的簡単にできます。

 

ただ複数の野菜を炒める場合は、

「この野菜はこれ以上炒めるとシャキッと感をなくす」

「この野菜はまだ火が通ってなくて理想の甘みが出せてない」

ということが起きるわけです。

 

ポイントは「野菜の切り方」と「炒める時間の長さ」の2つで、

火を止める時間から逆算してそれぞれの野菜を入れて炒めていくとうまくいく理論です。

 

口に入る状況を想定して、入りやすい大きさであり、その野菜そのものの食感が一番活きる厚さや形に切る。

 

そして切った時の狙いをしっかり汲んで、

それぞれの野菜に合った火の通り方になる炒め時間を想定して、

愛情込めてフライパンを振る。

 

 

それぞれ違う野菜が、野菜炒めという集合体となり、

最大限個性が出ておいしいっていいですよね。

 

 

 

 

野菜炒めの話になりすぎましたが、チームに簡単に置き換えていくと

 

チームは切ったり炒めたりしないのですが、

 

一人一人が自分の強みを最大限に生かして、

それが集合してもっと強みを活かし合う反応が起きる。

 

丁寧に関わっていくことが大切だということも含めて、

やっぱりチーム作りに似てるんだと思います。

 

 

 

そして

 

人参みたいに甘いあのこも、

ピーマンのように苦いあいつも、

それはそれで、強みとして素晴らしい。

 

「ピーマンが苦いことは悪いことじゃない。」

 

 ピーマンは苦いからこそ素敵なこともいっぱいです。

 

 

野菜炒めもまだまだ美味しく作れるわけではないですが、

チームづくりもまだまだ伸び代たくさんの僕なので、

たくさん一人一人と向き合っていきたいと思います。

 

このアイキャッチの写真に、テンション高く「写りたい」と言ってくれる、そんな仲間に今日もありがとうございますでした。

※半強制とも言いいます

 

 

 

 

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高山武佐士(38)

ユアマイスター株式会社 取締役事業部長 兼 まかない担当

得意料理は野菜炒め。前回クリームパスタって書いたことなんてきっと忘れてるはずなので、テーマに合わせて得意料理は変えれる臨機応変なタイプ。このブログを事前にチームメンバーの一人に確認してもらったら「私は唐揚げにかけるレモンのように、空気を変えて、刺激を与えれる人になりたいです。」って感想がきて今とてもうれしい気持ちです。

置き換えるだけでチームが変わる言葉の話〜好きじゃない言葉を好きな言葉へ〜

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まだまだ成長中な今のチームだからこそシリーズ第二弾。

 

今日は、その言葉を聞くと自動的に

「なんかちょっとやだな」と思うそんな言葉について

ずっと今まで思い続けていたので書いてみます。

 

「嫌い」と言うと、使ってる人もいて

その言葉を好きな人もいるわけでなんかあれなので

「好きじゃない」と書いてみました。

 

僕自身が、働く中で、意識して使わないようにしてきた言葉なだけですが、

仕事が楽しくなるポイントが入ってるのでぜひみてみてください。

 

「★好きじゃない理由」と、置き換えるための「代替案」の

提案スタイルでお伝えしていきます。

 

 

 

まずは好きじゃない言葉ダントツの一位はこちら

 

1位「ノルマ」

 

営業を職業としてきたので、

この言葉はずっと近くにある言葉でした。

 

営業をしていると

「ノルマきついんでしょ?」

と必ずと言っていいほど聞かれます。

 

ノルマ【norma

ソ連時代の制度で、労働者が一定時間内に遂行すべきものとして割り当てられる労働の基準量。賃金算定の基礎となる。

②転じて、一般に勤務や労働の最低基準量。「―を果たす」

 

辞書で調べるとこんな感じです。

 

 

★好きじゃない理由

 

「ノルマ」という言葉の中に、「やりたくないという意思」が

少なからず入ったままな感じが好きじゃない。

やりたくないことをやるのが苦手な僕にとってはとても苦手な言葉です。

 

 

☆オススメの代替案

 

「ノルマ」の代替案は

「コミット」です。

 

コミット【commit

かかわりを持つこと。関係すること。「その件には―しない」

 

もくひょう【目標】

目じるし。目的を達成するために設けた、めあて。的まと。「―を立てる」「努力―」

 

辞書の解説通り、自分の意志がそこにある感じが好きです。 

そもそもカタカナが嫌だという方は「目標」でも代替可能です。

 

「今月のノルマどうなの?」

「今月のコミットどうなの?」

 

全然印象が変わって、自分ごとで関われちゃいます。 

 

 

 

 

続いては第二位です。

 

2位 「部下」

 

「私の昔の部下が

よく聞く言葉ですが僕は使いません。

 

 

★好きじゃない理由

 

「下」という字が入っていて少し抵抗がある。

上下関係や統制や権威をあらわしたい意思が強く、目的に反れる気がするからです。

 

か【部下】

ある人の下に属し、その命令・指示を受けて行動する人。配下。手下。

 

「手下」の友達ですよ「部下」って!!

結構驚きの事実です。

やっぱり危険なワードです。

 

 

オススメの代替案

 

メンバー【member

①団体を構成する人。成員。一員。

②顔ぶれ。

 

 もっとフランクに使うときは「仲間」という言葉を使います。

 

 

 一緒に働くチームの中であるのは役割だけで、

上や下という概念はあまり必要ないからです。

上下があるとしたら、どっちが目的に向かってるか。

 

その目的に向かってる度合いで仲間についてきてもらいたい。

そんな願いを持ってるからです。

 

「私の昔の部下が

「私の昔の仲間が

 

言い換えるだけで、後ろに来る言葉がネガティブなものから

ポジティブになりそうで素敵です。

 

 

なんかトップ3とか、3つでくくりたかったのですが

三位って決めるほどのものがなかったので今回は2つにしておきます。

 

「みんなが言ってる」って言葉が嫌いだったり、

「マネジメント」より「リーダーシップ」の方が好きだったり、

言葉ってそれぞれの目的があって好みがあって

とても大事だなって思います。

 

 

言葉に力がある人。

それはその人の「あり方」が作り出す力だということだけは知っています。

 

 

 

言葉を大切に、

ノルマを達成すべく部下と一緒に走っていきたいと思います。

 

あっ...

 

言葉を大切に、

目標に向かって仲間と走っていきたいと思います!!!

 

 

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高山武佐士(38)

ユアマイスター株式会社 取締役事業部長 兼 まかない担当 兼 言葉遊び大臣

座右の銘は?」と聞かれたら、毎回違うことを言う。一年前に頻繁に使っていたのに、最近使わなくなった言葉は「それで言うと...」いつも心の中で、マジカルバナナに似た神経衰弱ゲームをするのが趣味。

コミュニケーションの質と量って何なのか?量はわかるけど質はわかりにくい

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「チームを作る。」

 

これは仕事を楽しむことを人生の目的にしていて

さらに仕事を楽しむ人を増やすことも目的にしている僕にとって

とても重要なキーワードです。

 

仕事を楽しむには「チーム」が不可欠だからです。

 

創業して3年目、

会社に遊びにきてくれる経営者の仲間から

「活気がすごい」と同じお褒めの言葉をいただきます。

 

とても嬉しい言葉です。

 

まだまだ成長中な今のチームだからこそ

大きな成果を残した結果論ではなく実践していることをリアルに話せる今なので

思い切ってやっていることを赤裸々に書いてみます。

 

 

 

チームを作るにあたって僕が一番重要だと考えてるのは

「コミュニケーションの質と量」

これです。

 

いろんなところで聞く言葉でもあるかもしれませんが、

僕もこれが一番大事だと考えています。

 

 

「コミュニケーションの質と量」

この言葉について説明していくと、だいたい言いたいことが言えるので

一つ一つ少し丁寧に僕の考えを解説していきたいと思います。

 

 

 

まずは

「コミュニケーション」

 

コミュニケーションの言葉の意味として、僕が大事だと考えてることは、

「双方向」だということです。

 

意思を伝達するとか、おしゃべりするとか、そんな意味はあると思うのですが、

「する」のではなく「し合う」、「一方向」ではなく「双方向」である。

この「双方向」がとても大事です。

 

一方が伝えて、また一方が受け取る。

逆になって

一方が伝えて一方が受け取る。

 

相手が受け取れず一方向だけになった場合や、

同じ人だけが伝える側だけな場合は、

コミュニケーションではなく、インフォメーションに変わってしまうため、

それはもうコミュニケーションではなくなってしまうわけです。

 

お互いが伝えて、お互いに受け取る。

これをとても大事にしたいと考えてます。

 

 

 

次に

「質と量」

 

質と量は、対比の表現としてよく使われますが

これがなかなかややこしい。

 

コミュニケーションの量が多いというのは、

「双方向の意思伝達の回数が多い。」

 

これはなんとなく理解ができます。

 

コミュニケーションの質が高いというのは

「双方向の意思伝達の◯◯が高い」

これがなんかはっきりしないんです。

 

いろんな答えがありそうで、

ここの質の部分の基準が曖昧です。

 

「いくらコミュニケーションの質と量が大切だ」と言ったところで

質の定義がはっきりしないから、伝わりにくいと思うんです。

 

 

そこで、僕は◯◯を、「正直さ」と定義しました。

正直なコミュケーションは質が高いという考え方です。

 

 

正直なコミュニケーションとはどういうことかというと

ポジティブなものと、ネガティブなものが生まれるわけです。

 

嬉しいなとか楽しいなとか好きだなーとか

悲しいなとか悔しいなとか嫌だなーとか

コミュニケーションに「幅」が生まれるわけです。

 

 

 

ネガティブと聞くとみんなすぐダメなものだと思いがちですが、

僕はそうは思っていません。

 

ネガティブは、

相手を邪魔するものでもへし折るでもなく

正しいか正しくないかも関係ない。

 

相手から感じた正直なモヤモヤとするものを伝えることで

相手が進みたい方向へのお手伝いをする道しるべです。

 

 

相手と共に成長したいという正直さを持った上で、

ネガティブな感情のコミュニケーションは必ず必要で、

特にいいチームを作るには絶対に必要です。

 

 

もちろんポジティブな感情のコミュニケーションを

恥ずかしがらずに相手に投げるのも正直の絶対条件です。

 

正直に「好きだよ」「素敵だよ」「いいね!」って言えるとしあわせです。

 

 

 

 

 

 

正直さとはすごい言葉で、

人は正直であれば、必ず人の役に立ちたいと思うものです。

 

「役に立ちたい。」「貢献したい。」

正直な気持ちをさらけ出した時に、これがない人なんていないということです。

 

 

「正直さが大前提」これがとても大事なんです。

 

 

 

 

「ネガティブ」という言葉がおそらく「悪」とされすぎて

相手に「ネガティブ」を伝えてはいけない制限が勝手にできて、

そうやって相手に正直に関わってない自分を知ってるから、

自分に対して相手も正直に関わってくれていないと思うようになり、

自分の羅針盤がなくなっていく。

 

これがチームの崩壊の始まりです。

 

 

裸の王様の子供は、何よりも必要な存在なわけです。

正直さの参考書はこちらです。

裸の王様 - Wikipedia

 

 

ポジティブもネガティブもちゃんと投げて受け取るコミュニケーションがあれば

全員がお互いの羅針盤になり、信頼できるチームができます。

 

 

これが僕が考える「コミュニケーションの質と量」です。

 

 

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最後にコミュニケーションの質と量の高め方についても。

 

正直で、双方向の意思の交換を、回数多くやる。

これができる力を高めていかないといけません。

 

相手が受け取りやすいように伝える力。

相手が伝えようとしていることを受け取る力。

この2つの力をげないといけないわけです。

 

さぁやって。

と言ったところで何をやればいいかわからない。

 

 

そこで僕は、

コミュニケーションの能力を4つに分解して考えています。

 

コミュニケーションは双方向なので、

「投げる」と「受け取る」この2つのアクションに分けられます。

 

そしてその投げたり受け取ったりするボールには

「ポジティブ」と「ネガティブ」の2種類があること。

 

ポジティブを投げる。

ネガティブを投げる。

ポジティブを受け取る。

ネガティブを受け取る。

 

この4つのそれぞれを上手くできるようになれば、

質が高いコミュニケーションのキャッチボールができるようになる。

そういう考え方です。

 

本当のキャッチボールと同じで、

相手の胸めがけて取りやすいボールを投げる力がとても大事です。

 

具体的にするとこの図みたいな感じで捉えてます。

 

 

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「投げる」から説明すると、

 

ポジティブを投げるは、褒めたり、感謝を伝える力。

ネガティブを投げるは、叱ったり、指摘する力。

 

上手になるには練習するしかないです。

 

相手がキャッチしやすい場所めがけて、

キャッチしやすいタイミングとスピードで、

投げる練習をするんです。

 

ポジティブもネガティブも一緒です。

 

こればっかりは投げてみる体験をしない限り、

上達することはないので投げるしかないです。

 

これまでなかなか投げてこなかった場合はなかなか抵抗があるものですが、

 

・自分の正直さをしっかり見つめて、信じて投げる。

・今のボールがダメだったか確認してごめんなさいを言う準備をしておく。

 

投げる練習をするにあたっては、この2つがオススメです。

 

特にネガティブを投げるのはとても難しいので、

キャッチしやすい「タイミング」と「スピード」で投げる。

 

そういう練習です。

 

 

 

「受け取る」にいくと、

 

ポジティブを受け取るは、褒められたり感謝を受け取る力。

ネガティブを受け取るは、叱られたり指摘を受け取る力。

 

「わたしなんて、そんなことないし

褒められても、こう思う人は結構います。

 

日本人が大事にしている「謙虚さ」という、相手に受け取ったことを示さない無礼さなのか、

正直さのない中で生きすぎて、褒められてもそれが嘘だと感じる悲しい結果か、

せっかくポジティブなボールを投げてくれるのにうまくいかないケースは多いです。

 

それをちゃんと受け取る練習をするんです。

 

一番いい練習は、とにかくポジティブなボールが自分に飛んで来たら

「ありがとうございますと言う」です。

それを続けてうまくならなかった人はいないので多分大丈夫です。

 

そしてネガティブなボールを受け取るパターン。

ここはすっごい難しいんですが、見極めがとても大事です。

 

見極めで大事なのは、それが「正直」かどうかです。

受け取るは受け身なので、飛んでくるボールには不正直なものも混じります。

 

あなたが不正直な思ってもないボールを間違って投げたことがあるとすれば、

そりゃ飛んでくるボールがそうであることもありえます。

 

「不正直なポジティブボール」は間違いでも受け取っておけばいいですが、

「不正直なネガティブボール」は間違って受け取ってたら疲れます。

 

上手に見極めて、弾く練習が大事です。

 

 

 

基本的にとにかく勇気出して練習するしかない話で申し訳ありません。

 

 

 

 

 

今、僕がやってることは、

 

思い切ってキャッチボールができる「安全な環境」を作ること。

キャッチボールがしたくなる「きっかけ」を作ること。

 

これだけです。

 

 

 

またその具体的にやってることは紹介できたらと思ってます。

 

長くなりましたが、簡単に言うと

「ありがとうとごめんなさいが言い合えるチーム」

これがいいチームの一番最初の条件だと考えてます。

 

ユアマイスターが活気があると言ってもらえるのは

「ありがとう」と「ごめんなさい」が行き交うチームだからです。

 

 

「あそこの空き地でキャッチボールしようぜ。」

って子供の時からなんか好きだったな。 

 

 

読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

12月はこんな今まで普通に考えてきやってきたことを5本くらいブログにしたいな。

 

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高山武佐士(38)

ユアマイスター株式会社 取締役事業部長 兼 キャッチボール推進委員

右投げ右打ち。投げれる球種はストレート一本。現在カーブを練習中。「イーグルスよりホークスの方が好き。」はあんまり大きな声では言えない立場。

大切にしていることを書いてみました

15年前くらいに、最初に入社した会社がリクルート

そして入社から5年後に退職するわけですが、

僕が「リクルートのDNA」という本を読んだのは

退職から半年ほど前のタイミングでした。

 

books.rakuten.co.jp

 

今まで体感したことが、キレイに全て書いてあり、

自分の力で体感したわけではなく、

会社に体感させてもらったのを感じた経験があります。

 

こんなわかりやすい本あるなら、

早く教えてくれよと思いつつ

 

「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」

 

と言われ続けていたわけなので、

ちゃんと読む機会を作ることの必要さも学んだのがいい思い出です。

 

 

そして、その後に楽天に入社するわけですが、

楽天はとても親切な会社なので、

入社する前にちゃんと会社の考え方を記した本を読む機会を作ってくれます。

 

「成功のコンセプト」

books.rakuten.co.jp

 

入社するときに課題図書として

読書感想文を書きます。

 

リクルートのときに辞める間際に読んで後悔した僕としては

とても素敵なことだと感じました。

 

自分が働きたいと思い、選んで働く会社なのだから、

その会社のことを知らないというのは絶対ダメだと思うからです。

 

好きな部分を三つ抜粋して感想を書くという課題だったと思うのですが、

 

僕が選んだのは

 

「面白い仕事があるわけではない

 仕事を面白くする人間がいるだけなのだ。」

 

このフレーズで、「僕は仕事を面白くする人間です。」と書いたのを覚えてます。

 

そして

そんな会社で働いてきた人が多く働くユアマイスターなので、

ユアマイスターの考え方や大切にしてることを

コツコツ貯めて、しっかり記そう。

 

そういうことを創業当時からやってきました。

 

まだまだ少しずつ揃えていっている段階ですが

僕は「チーム」や「働く姿勢」について

その中で大切にしていることを書かせてもらいました。

 

以下、現段階のものです。

たくさんブラッシュアップしていいチームにしていきたいです。

 

 

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チームユアマイスターが大切にしていること 

 

 

「人々の大事なものがより大切にされる社会へ導く」

私たちチームユアマイスターはそのために存在しています。

そしてその実現のために、3つのことを大切にしています。

 

「目的」を大切にする。

「なんのためにこのチームは存在するのか?」

「なぜ今あなたはここにいるのか?」

チームとしての目的、そして働くメンバー一人一人の目的、

この両方を私たちは大切にしています。

正しい、正しくないは世の中に存在しない。

存在するのは、目的に沿っているか、沿っていないかだと考えます。

羅針盤となり、困った時にも立ち返る場所を「目的」だと考えます。

 

「成長」を大切にする。

「できないことができるようになる」

現在地から目的地へ向かうその一歩を成長と位置付けています。

まずは現在地を知ること。そしてそこから目的地を描くこと。

目的地は必ず今の自分たちがいない場所です。

そして成長しないと辿り着かない場所を、目的地に設定します。

その道程で、勇敢にできないことに挑み、一歩でも目的地に近づくことを「成長」だと考えています。

 

「応援」を大切にする。

目的へ向かい共に成長していく仲間を応援する。

当たり前のようですが、恥ずかしげもなく思いっきり応援します。

「ガンバレ!」「ガンバレル!」

そんな熱のこもった声援ももちろん応援ですが、私たちの考える一番の応援は、正直な関わりです。

目的に向かう中で、あるがまま、ありのまま、感じたことを伝えてもらえることよりも役に立つものはありません。

Feedback is gift.」立場や性格、全てのを超えて、お互いが応援する関係を目指しています。

相手の目的へ、成長を願った正直な関わりこそが「応援」だと考えています。

 

 

 

Team Yourmystar」の一員になった皆さんへ

 

 今日からあなたは「Team Yourmystar」の一員です。

 数ある時間を費やす選択の中から、選んでくれて本当にありがとう。

 社員とインターン、言葉に違いはあれど、ここでの成長の機会は平等です。

  

 ユアマイスター株式会社は、ここで働く人にとって、成長するためにある場所です。

 そして、その自らの成長によって世の中に貢献することを共通の目的としています。

  

 あなたには、必ずここで成長してもらいます。

 そして、あなた自身の目的の達成に、私たちはチーム全員で、全力で応援します。

  

 成長とは「できないことと出会うこと」から始まります。 

 まずは、自分自身が一番成長する選択。

 そして、世の中に一番役に立てる選択。

  

 この2つを常に意識して毎日を過ごしてください。

 その選択の先にこのTEAMの未来があります。

 

 あなたと出会えたというこれ以上ない奇跡的な出来事によって、

 僕たちは世の中に奇跡のような感動を提供し続けます。

 

 

 

チームユアマイスターの一員になったその人に、渡すメッセージがです。

「目的」「成長」「応援」を大切にしている姿勢が少しでも伝われば幸いです。

 

大切なものを大切にしながら、私たちチームユアマイスターは「応援されるチーム」であり続けます。